2習い事の教室の経営を成功させる方法:新規企画で収益アップを図ろう

習い事教室で年収を劇的に増やすためのネット集客方法を学びませんか?

新たな企画に取り組むことによって宣伝広告になったり、実際に生徒が増えたりする効果が見込めます。

イベント事業と教室事業が連動し、高い費用対効果が見込めるのです。

例えば、お茶会などの主婦が集まるイベントを企画すると良いでしょう。

なぜなら、イベントはあまり元手をかけずに利益を得られるだけでなく、宣伝効果や参加者への勧誘効果が期待できるからです。

また、定期的に教室内イベントを開催することで生徒の帰属意識を高めることも出来るでしょう。

このように、新たな企画を立案するときには、既存のビジネスとシナジーが生まれる可能性のあるもののなかで、比較的簡単に出来るものから優先して取り組むことをおすすめします。

ピラティス教室経営のやり方5-2 事業規模の拡大
教室ビジネスにおいて多店舗展開は経営者として成功の証と言っても過言ではありません。

当たり前ですが、新たに教室数を増やして成功することができれば、売り上げを倍々に伸ばしていくことが可能です。

僕は、事業拡大をするなら、てこ入れすれば上手くいきそうな教室を買い取ることをおすすめします。

なぜなら、新規で教室を増やすとなると開業と同じくらい費用的・時間的なコストが大きくかかるからです。

既に教室として成り立っているところにすこし手を加えるのと、新規で立ち上げるのではリスクもコストも大きく変わってくるでしょう。

【ピラティス教室経営のやり方~事業拡大~】
・本業とシナジーの生まれる企画を行う。
・既にある教室を傘下に加えていく。

ピラティス教室経営のやり方6 トラブル対応・リスク回避
教室を運営していると、いくら対策をしていたとしても必ずなにかしらのトラブルが起こります。

生徒やその親御さんからのクレーム、月謝の滞納(未回収)、自然災害(台風・地震)、近隣トラブル、盗難・空き巣など…。

そのため、トラブルを起こさないようにするのではなく、トラブルが起きたときに迅速に正しい対応が出来るように準備することが重要です。

トラブルの対処には大きな労力がかかりますが、火が小さいうちに消せるように努力しましょう。

では、事前に考えうるトラブルの対策について考えてみましょう。

ピラティス教室経営のやり方6-1 生徒からのクレーム
生徒からのクレームは、教室で起こるトラブルの代名詞と言っても過言ではないでしょう。

先生の指導方法・内容に関するクレーム、システムや料金に関するクレームなど、その種類は様々です。

このトラブルの対策としては、クレーム処理のマニュアルを決めておくことが重要でしょう。

生徒や保護者からのクレームには2種類あり、「論理的クレーム」と「感情的クレーム」があります。

前者は、生徒目線で論理的に考えて教室や授業のおかしなところを指摘してくれるため、成長に繋がる可能性があるので、きちんとヒアリングをして対処するようにしましょう。

後者は、生徒や保護者に教室や先生に対する敵意帰属バイアスがかかり、自分が不愉快に感じたことをただぶつけてくるだけなので、相手が満足するような回答をしてその場を収めるもしくは辞めてもらうようにしましょう。

このように、生徒や保護者からのクレームに対しては、解決すべきクレームなのかどうかを判断し、無駄に精神をすり減らさないようにすることが重要なのです。

ピラティス教室経営のやり方6-2 月謝の滞納
最近はクレジットカードや銀行口座からの自動引き落としを導入することによって、月謝や会費の滞納が起こらないようになってきました。

しかし、生徒数があまり多くない小規模な教室の場合は、未だに毎月現金で支払ってもらっているところも多々あります。

このトラブルの対策としては、自動引き落としのシステムを導入するのが一番ですが、未納の生徒に書面で通達する、先生や社員に未納金の回収に関するルールを設けるという方法が考えられます。

生徒側に対しては口頭ではなく書面で伝えることが重要です。また、滞納をした場合どうなるのか等を入会時に確認しておくといいでしょう。

また、未納金を回収に関するルール(例:先生や社員の給与に連動させる・未納金回収ボーナスを出すなど)を先生・社員に対して設けるのも良いでしょう。

このように、月謝の滞納に関してはシステムを改善するか、生徒・先生・社員に対してルールを設けるかで対策することが重要でしょう。

ピラティス教室経営のやり方6-3 自然災害(台風・地震など)や事故
台風や地震などの自然災害や事故によって教室に損害が起こった場合、その修繕をしなくてはいけません。

一気に多額の修繕費が必要になるため、教室の資金繰りが苦しくなります。

このトラブルの対策としては、損害保険に加入しておくことです。

教室の規模や種類に応じて保険料は異なりますが、保険に入っておくことで修繕にかかる費用を一部もしくは全部保証してもらうことができます。

このように、自然災害や事故によるキャッシュのショートを防ぐためにも、保険に入るのは必須でしょう。

ピラティス教室経営のやり方6-4 近隣からのクレーム
教室を運営していると近隣の住民からクレームが来ることもあります。

騒音、清掃不良などで近隣の住民に迷惑をかけてしまうことがあるでしょう。

このトラブルの対策としては、「5-1 生徒・保護者からのクレーム」と同じようにマニュアルを用意しておくと良いでしょう。

また、開業時にはきちんと挨拶回りをして、良好な関係を築くことが重要でしょう。

身近な存在であるからこそ教室の味方でいてもらえるようにコミュニケーションをとりましょう。

ピラティス教室経営のやり方6-5 盗難・空き巣
最近は防犯カメラ・センサーなどのセキュリティを導入することによって、空き巣や盗難の被害を防止できるようになりました。

しかし、教室内部の盗難(生徒・先生問わず)には警戒する必要があります。

このトラブルの対策としては、必要最低限の人以外に現金や重要資料の在処を教えない、見通しのよい教室レイアウトにするなどが考えられます。

人は環境によって行動が変わります。そのため、生徒・先生・社員が変な考えを起こさないような環境づくりをすることが重要なのです。

このように、盗難や空き巣を防ぐためにはセキュリティを万全にするだけでなく、風通しの良い環境づくりが大切なのです。

【ピラティス教室経営のやり方~トラブル対応~】
・事前にトラブルが起こらないように対策しておく。
・必ず起こるトラブルに正しく・即座に対応できるように準備する。

参考1 ピラティス教室経営の成功事例と失敗事例
ここからは参考までにピラティス教室経営の成功例と失敗例を1つずつ紹介したいと思います。

もちろん、同じことをすれば成功する(失敗する)というわけではありませんが、過去の事例から学べることは数多くあります。

※これらの体験談はクラウドソーシングで依頼し、実際に教室運営経験のある方に成功・失敗の原因と一言を執筆して頂きました。

ピラティス教室経営の成功事例
2014年から某フィットネスジムでヨガのレッスンをはじめ、2017年から知人が運営するスタジオで独立してレッスンを行っています。

フィットネスジム時代に常連になって下さった方が今でも継続して通って下さっているので、独立してからの集客で困ったことはありません。

もちろん、ブログ・SNSやチラシなどの最低限の集客は行っていますが、退会率が低いのが成功の秘訣だと思います。

そのときに生徒さんが求めているレッスンをその場で即興で作り上げるのが特徴で、長年通って下さっている生徒さんも新規で体験に来てくださった生徒さんも満足していただいています。

心身の状態はそのときによって違うので、カリキュラムをしっかりと決めるよりも私なりのピラティスの解釈にはこのやり方が合っていると考えています。

今後はさらに新規の生徒さんを開拓して、教室を満員にすること・2教室目をオープンすることが目標です。

【成功の秘訣】
・リピーターが多く、退会率が低いこと。(平均退会率は3%と言われています。)
・リピーターだけに依存せず、新規生徒の獲得に取り組んでいること。

ピラティス教室経営の失敗事例
主婦の趣味が高じてピラティスのインストラクターの資格を取得し、師匠とも呼べる先生のアシスタントをした後に自宅近くのスタジオを間借りして独立しました。

最初は先生が生徒さんを連れて来てくださったので開業から1~2ヶ月間は生徒さんに困ることはありませんでしたが、それから徐々に生徒さんが減り、今は全てのレッスン2~3名程度しか在籍していません。

それから、知人の勧めで地域のフリーペーパーに広告を載せたり、自作のチラシを作って配布したりと対策をしていますが、なかなか思うような成果をあげることが出来ていません。

今やっとブログやFacebookをはじめて更新していますが、まだまだ反応がありません。

教室集客に失敗している原因は、先生のような指導歴や教室の運営経験がないことだと思います。

「独立はもう少し経験を積んでからにすればよかったかな~…」と後悔することもありますが、始めたからにはコツコツと継続したいと思います。

【失敗の原因】
・常連の生徒「ファン」がいない状態で独立してしまった。
・生徒が集まらない理由をイマイチ明確に出来ていない。

参考2 ピラティス教室の経営・運営に関する本・セミナー
教室経営に関する情報は溢れるほど存在します。

この「カンコドリがなくまえに」のようなウェブサイトや本、セミナー・イベントなどさまざまな形で情報を得ることができます。

先人たちの知恵や経験をインプットしておけば、スムーズに運営をすすめることができるでしょう。

ここでは運営のために読んでおくべきおすすめの書籍やセミナーを紹介したいと思います。

教室経営のために読むべき本 著・佐藤仁「スクール&教室開業・経営バイブル」
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生徒に恵まれるスクール&教室 開業・経営バイブル【電子書籍】[ 佐藤仁 ]
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この本は教室開業・集客・経営について体系的に学びたい人におすすめの本です。

具体的な教室運営術というよりも網羅的に教室運営について知っておくべきことが書かれているので、最初に一度目を通しておくと良いと思います。

他の本と比較して1冊の情報量が圧倒的に多いのは魅力でしょう。

教室経営のために読むべき本 著・高井洋子「すぐに1億円」
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すぐに1億円 小さな会社のビジネスモデル超入門 [ 高井 洋子 ]
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この本は教室の経営者がビジネスモデルを検討する際におすすめの本です。

小さな事業規模でも儲けの種を見つける方法をストーリー仕立てで教えてくれます。

他の本と比較すると具体的なビジネスモデルを学べる1冊だといえるでしょう。

教室経営のために読むべき本 著・高橋貴子「しっかり稼げる自宅教室の開業・集客バイブル」
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趣味から卒業!しっかり稼げる自宅教室の開業・集客バイブル WEB・SNS・数字を味方につけて、月商50万円・10年続く教室を目指そう! [ 高橋貴子 ]
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この本は自宅での教室開業・集客・経営について学びたい女性におすすめの本です。

特に「事業をやったことがない!」という教室・スクールビジネス初心者は読んでみると良いでしょう。

他の本と比較して女性らしい繊細さを感じられるのが魅力でしょう。

まとめ
教室ビジネスというのはシンプルなビジネスモデルなので、論理的な思考がきちんとできれば運営することが可能です。

きちんと現状を見極めて、時代に合った方法論で、目標に向けて一歩ずつ歩みをすすめていくことが重要でしょう。

絶対に現実を見て見ぬふりしてはいけません。

上手くいっていないときは上手くいっていないなりの理由があり、上手くいっているときは上手くいっている理由が必ずあるのです。

生徒ファーストであることを忘れずに、先生・社員もやりがいを持って働ける環境をつくりましょう。

きっと生徒-先生-経営者、全員が満足する教室経営ができるでしょう!

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